1999年11月12日(土)
「アラビアンoff」&おまけラーメン
参加者:エミ−、hiroshiさん、水戸黄麺さん





いきなりでした。水戸駅南に「アラビアンレストラン」なるお店を見つけた私は、さっそく掲示板に書き込んだのです。(以下、掲示板引用)

またまた見つけましたよ、水戸駅南。パレスサウナを入った通りの右側に「アラビアンレストラン」なるお店が!入口のガラスには、月の砂漠のようなカッティングシートが貼られ、なんだかちょっと怪しい雰囲気(笑)それにしても、アラビアンレストランって?シシカバブとか食べられるのでしょうか。どなたか一緒にチェックしにいきましょう〜!(笑)

そしたら、さっそくhiroshiさんからレスが。

昨晩この記事を拝見し早速会社帰りに・・・残念ながらお店には入りませんでしたが前に車を止め中だけ覗いてきました(笑)お店の中は結構広く人数はかなり入れるみたいですね。(中略)そんなことで今日行ってみようかな。一緒に行きます?エミーさん。

おお、なんというノリのよさ。さすがhiroshiさん、ということで、いきなりのミニオフが決定したのでした。そして、ラーメン食べ歩きページ「どんぶり一杯の幸せ」主催の水戸黄麺さんからも、

今日オフがあるとのこと。水戸なら参加できるんでいきなりお邪魔しようかと思うんですがよろしいでしょうか。ラーメン以外何も知らないんですが・・・

とのメールが!これは、かなりディープな水戸ラーメン事情がうかがえるゾと、喜びいさんででかけたわけです。


PERSIA & ARABIAN PUB・RESTAURANT
MOON SAHARA ムーン・サハラ
水戸市白梅3-9-7 イイダビル1F tel.029-228-3632
※水戸駅南口から6号方面へ、パレスサウナの交差点を右折。しばらく進むと右側に「月の砂漠」イラストのお店が。ランチもやっているそう。夜は12時ぐらいまで。駐車場数台。




アラビア料理といえば、羊のお肉…ぐらいしか知識のなかった私でした。どれどれとメニューをみると(もちろん名前はさっぱりわからない)そんなに辛かったりするわけでもないらしい。いろいろ迷うが、ここはお店のおすすめを試してみようとママを呼ぶ。インドのナンと同じような薄焼きパンに、いろいろ巻いて食べるとのこと、おすすめはキャバブとナスの前菜。あちら風野菜サラダ。ではではと、自己紹介などしつつ料理を待つ。

まず出てきたのがトマト、玉ねぎ、キュウリなどなじみの野菜を細かく角切りにしたサラダ。これをあてにhiroshiさんはビール、私と黄麺さんはウーロン茶で乾杯。一件普通だが、食べると不思議なスパイスの香りが。サッパリと開始。

続いてがナスのお料理。お皿に平たく盛られたペーストは、ミートソースのような褐色で全員「お肉かな?」と思うが、ナスと玉ねぎを油で焼いて、ヨーグルトのような乳製品とクルミ、ミントの風味をつけて煮込んだという、説明だけ聞くと???な料理。でも、イタリアンにもあるよね、ナスとヨーグルトで作るピュレのお料理が。で、これに包んでと出てきたナンは、インドカレー屋さんのふっくらと違って、極極薄焼き。大きなのをちぎって、ナスをのせて食べると…え?本等に野菜だけ?とやっぱりうたがうほどのマッタリ感。コク。まろやかな一皿でした。

続いてキャバブ。本にはケバブなんて書いてある。正しい発音だとキャバーブか。国それぞれにギュロス、スブラキ、シャワルマなんて呼び方もあるけれど、焼肉の総称らしいです。これにソマフというスパイスをかけて食べる。出されたソマフは植物の粉だそうだが、見た目は“ゆかり”そっくりな赤紫。どことなくシソのような香りもする。で、これをひき肉、羊肉の串焼きにふりかけて、これまたナンでくるんでパクリ。香ばしいお肉、hiroshiさんも「おいしいね!」を連発。

次にメニューにはないというスープを味見させてくれた。ドロリと濃い、野菜やお米が小さくなって沢山煮込まれているもの。しっかりとしたうまみの濃い味。もちろん黄麺さんはラーメンのそれのようにスープの味わいをしっかりかみしめている。ナンを付けて食べてもおいしい。

チャイのサービス。金の絵付けの赤いグラスにトルコティーが入ってでてきました。なんでも本場では、砂糖を入れずに口に含んだところにお茶を飲むそうで…他にも、メニューにはアラビア風のパスタや、健康ブームで最近人気のペルシャザクロ(ザクロスというらしい)は原産、そのザクロジュースで煮込んだ鶏料理、各種のスープなど結構豊富。そしてそのどれもが、エスニック料理=辛いと思っていた私達には意外な、日本人にも食べやすい味付けだった。

お店にはサモワール(お茶を入れる道具。ロシアとかでも使うよね。嫁入り道具に持っていくという)や水パイプなどもディスプレイされ、これはなんですか?と聞くとあれこれ親切に説明してくださいました。また土曜の夜は、セクシー美女の「ベリーダンスショー」がチャージ500円で見られるらしい。もちろん「今度はベリーダンスoffだね」と口を揃えたのでした。(写真を見せてもらったら、みなさん楽しそうでした(笑))

追記:閉店してしまいました… 2003年3月7日(金)
せっかく水戸にめずらしいお店だったのに、残念です。




お話尽きず、場所でも変えますか!とファミレスでコーヒー。またまたラーメン&グルメ談義に花拓く。(この辺りは水戸黄麺さんの掲示板レス“深夜のロイヤルホストで,日頃のうっぷんをはらすように食べ歩きのことばかり話している謎の3人組。異様でしたね(笑)。”に表れていますね笑)話題が水戸の屋台ラーメンに移った時、なんと駅南には屋台があるじゃないか!と気付いたエミ−桧山。「…行きますか?シメに」に「いいですねぇ!」のお二人。さすがの行動力&探究心。「もしやってなかったらクラクション鳴らして解散ってことで…」と話もまとまり、次の場所へ…


市役所そばの
屋台のラーメン屋さん
※水戸駅南口から千波湖方面へ、ローソン、ガストがある交差点を左折すると左手に市役所、3本目の角にある駐車場に止まって営業している。夜は明かりがそこぐらいしかないからわかるはず。6:00pmから、平日は1:00am、週末は3:00amまでだそう。


ここはもう、ラーメン通の言葉をおかりしましょう。“エミーさんが仕上げにラーメン食べましょうと提案したときは思わず受けて立ちましたが,市役所そばの屋台ラーメン。スープはちょっとしょうゆがたっていたけれどよくあるべちゃっとしたものではない固めの麺と分厚いチャーシュー(やわらかい)は気に入りました。仕上げの一杯の屋台ラーメンとしては,けっこう上等な部類に入ると思います。”そうそう、スープは思いっきり濃い醤油色なんだけれど、チャーシューがバラ肉が渦巻きになっているタイプで、厚さが5mmはあって食べごたえ充分。ツイストパーマの今ふうな出立ちのお兄さんが手際良く作ってくれました。屋台ってだけでもムードたっぷりだけれど、寒い夜には充分満足できる一杯でした。



というわけで、突然決まったオフながら、とても有意義な楽しい時間を過ごさせていただきました。タイミングよく誘ってくださったhiroshiさん、データに裏打ちされたラーメン評を数々ご披露くださった水戸黄麺さん、本当にありがとうございました。ぜひこれからも、おいしいおつき合いをよろしくお願いいたします!

エミ−





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