1999年12月31日(金)〜2000年1月1日(土)
「年超しソバoff」
参加者:hiroshiさん、まさよしさん、だいさん、ぴーなさん、ダイスさん、さざびさん、エミ−




今年も沢山のみなさんに、いろんなおいしい話題を提供していただき、オフなどで交流もはかれ、充実した1年になりました。最後の締めくくりは、やはり食べ歩きページらしく“年超しソバ”で締めくくろうと、年末押し迫って掲示板にこんなメッセージを書きました。

【緊急】年越しそば食べに行きましょう
一人暮らしで寂しい正月、今年は実家へ帰らない、正月だからといって特になにも、今年は友達みんなつかまらなくて…などなどの理由で“別段なんの変哲もない年越し”を予定されている方!(笑)年越しそばを食べて、市内の神社に初もうででも行きましょう!

思い付きの急な呼び掛けにもかかわらず、飛び入りも含め6人のみなさん、おいしい年超しになりました。以下、そのレポートです。


蕎麦処 手打ち みかわ
水戸市松本町17-75 tel.029-233-1311
11:30〜22:00  水曜日定休
※気象台下の坂を降りて、123号線と平行に走る道路(たまがわ酒店・喫茶店マイルストーンのある通り)を常北方面へ。パチンコ屋を過ぎて、左側。店の隣と、反対側に大きな駐車場、看板あり。


たたずまいも立派なお店は、大晦日とあって満席。お店の人も忙しそう。玄関ではご主人が休むヒマなくソバを打っています。hiroshiさんが予約をとってくれ、私達はお座敷席でゆっくり年超しソバです。1次会参加は以下の皆様。

茨城と千葉県民のためのチャットチバラキ2000の名物ウェブマスター。チャットどおりの痛快トークでり上げてくださいました! ソバだけでもとギリギリにかけつけてくれた、だいさん。おソバの食べ方を勉強しての参加はさすが大学生。 去年もねらっていて入れなかったみかわ。1時間も前から並んで席を確保してくださいました。やっぱり頼れるアニキです。 みなさまご愛顧たまわりまして、ありがとうございます。2000年もどうぞよろしく、と食い納めな私。 一人暮らしの寂しい正月を返上するべく参加のまさよしさん(笑)今年はよかったですね^^



↑それぞれがオーダーした物
商品名にうろ覚えの物あり。ごめんなさい。ソバ粉の割合は9対1、香りのための荒びきと、のど越しのための細かびきとのブレンドとガイドブックにはありました。それでも他のお店よりとてもきめ細かくなめらか、細くてきれいなおソバでした。限定20食で10割りソバも食べられるらしいです。なんでも、おソバを打つ時の水も敷地内にある井戸水だそうで、こだわりは随所に。最後のソバ湯の1杯までおいしくいただきました。

そばゼリーとそばまんじゅう
気になるメニューがあったので、すかさずオーダー。ソバゼリーはなんと“ソバ湯”を固めたゼリー。うす甘く、サラッとした舌触りはソバ湯そのもの。下に敷いたオレンジのさわやかさと相まって、なかなかいいデザートです。おまんじゅうはそれこそソバガキの風味。もっと歯ごたえよく固めに練った生地で粒あんを包んだもの。両方の上に数粒あしらった物はソバの実。白いのは一番外の殻を剥いてあるからでしょうか。シャリシャリとした歯触りが面白いアクセントになっていました。いずれも、素朴なお味です。

お座敷席はゆったりとしていてくつろげます。その日お給仕をしてくださった若い女性が、とてもにこやかで明るく、みんなファンになりました。多分忙しく、ほっておいてもお客さんは来るだろう日にも、おいしく食事をさせてもらえたのは大いに花丸ポイント。食後は、なぜ年超しソバを食べるのか?正しいソバの食べ方とは?なんてウンチクかたむけつつ、なごやかに過ぎました。とはいっても、今日はかきいれ時。長居は禁物とカシを変えます。

年明けまでにまだ時間があるので、時間潰しにファミレスへ。甘いものを食べながら、これまたグルメ談義に花を咲かせます。いつものことながらパクパク、ペチャクチャと、口の休まる時間がないオフ会です(笑)

時計は11時を回りました。だいさんはここでさよならして次の場所へ。私達ももう一つの目的、初詣へ。ファミレスを後に、水戸駅前の東照宮へ向かいます。道すがら、掲示板にdbrrbdさんが“カウントダウンライブをやってます!”と書いてくださったのを思い出し、南町ベンガルベイ http://www.bengal-bay.com/restaurant.html へ寄り道。ベンガル地方の本格インドカレーがおいしいお店ですが、週末はライブハウスとしてもにぎわっていて、今日は沢山のバンドが集まってすごい熱気!dbrrbdさんの出演はもう少し後ということで、残念ながらまたの機会を約束し、お店を後にしました。

ここで遅れてダイスさんと、そのお友達と合流し、みんなで御参り。人出もさほどではなく、地元にいながらなかなか来ることのない場所にあらためて新鮮&神聖さを感じ、とてもいい時間でした。境内では、神輿会の方々が甘酒お雑煮をふるまってくれ、みんなでいただいてたき火を囲みました。冷えた体にその甘酒のおいしかったこと!お雑煮は、その場で臼と杵でついた、できたてのお餅です。ツルリとなめらか、そしてよく伸びるお餅。ぴーなさんはみんなを代表し、餅つきパフォーマンスを披露してくれました(笑)。餅つきも、今ではめずらしい風景になってしまいましたね。


無事御参りを終え、次なる目的は…みんなでシャンパンを開けること!昼間のうちに、ワインヤ・コムでお馴染みの酒屋さん平須町のバッカス http://www.wineya.com で仕入れておきました。“みんなで乾杯に一口づつ、弱い人でも飲めるような甘口を”というオーダーに、お忙しい中、店主でソムリエの武藤さん自ら選んでくださいました。なんと珍しいイタリアの赤「ペルサーノ・ロッソ・スプマンテ」。ロゼのシャンパンは飲んだことがありますが、赤とは!しかも2000円弱とお値段も手頃「この間試飲した時も好評でしたよ」の後押しもあって、迷わずチョイス。おめでたい気分もいっそう盛り上がることでしょう。ワインヤ・コムはワインをこよなく愛する武藤さん手作りの、ワインはもちろんグラスやチーズと幅広い情報満載のサイト。こだわりのワイン好きにはもちろん、私のような初心者にも間口の広い、とても見ごたえのあるページです。通信販売もあるので、まだご覧でない方はぜひ一度。

で、どこで乾杯するかといえば…水戸市民ならココしかない!というわけで、水戸駅北口前広場の、水戸黄門像の前に決定!(笑)この頃には2000年問題待機で出勤だったさざびさんも駆け付けてくださって、別にオフ会をしていたダイスさんのお友達とも合流し、いい大人がワイワイとコルクを抜いて大騒ぎ、新年の乾杯となりました。外気で程よく冷えた真っ赤なスプマンテは、おかげでなかなか好評でした。武藤さんありがとうございました!


ここでダイスさん一行と別れ、誰が言い出すでもなくファミレスへ。そう、後は体力勝負&時間との戦い…初日の出を見るまでは!飽きることなくグルメ談義、楽しい夜更かしは苦にならないのがいけません。そうこうするうちにさざびさんも次の会場へ、残った4人は初日の出ベストポジションを探しにドライブです。睡魔と渋滞にもめげず、たどり着いたは東海の赤い橋…そして納めたご来光がこれです。すっかりお正月気分を満喫して、大満足の元旦でした。




と言ってもこれで終わらないのがすごいところ。しっかりお腹はへって、ダメ押しで早朝のファミレスへ。トーストをパクつきながら、眠気も手伝って何を言っても笑い転げるナチュラル・ハイ状態、バカ話しに大盛り上がり。“新年からこの調子では…”と後ろめたさも残しつつ、結局“今年も食べまくりましょう!”を合い言葉に解散。家路につきました。


年の始めからこの調子ですから、きっと2000年もおいしく楽しい1年になることでしょう(笑)皆様、「水戸食べ歩記」を今年もどうぞよろしくお願いいたします!

エミ−





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